ゆたゆたファクトリー

建築知識や趣味をたのしく共有したいです!!

【住宅】土地選びに悩んでいる方への土地の決め方について①

こんばんはゆたゆたです。

今日は、自分が家を建てるときに何を判断基準にし、土地を決めたか
話していきたいと思います!

土地選びに悩んでいる方や今から土地を買おうとしている方はの参考に
なればと思います。

まずはじめに、家を建てるときに土地にこだわるべき優先順位を決めました。

優先順位を決めておけば、希望の土地が複数出てきた場合に、判断しやすく
なります。

また、希望の条件の整った完璧な土地は正直ほぼないと思うので、どこまで
譲歩するかの判断にも役立つはずなので、優先順位は大切になります!

そのほかに、人気の土地はすぐに予約が入ります!
予約が入った場合には、予約順で購入するかどうかの話が進むので、土地選定
は、土地情報が来たらすぐに判断し予約することが重要になってきます!

ゆたゆた家は優先順位は以下のようになりました。

①防災マップの確認
②間口の広さ
③地盤改良の有無
④土地に上下水道が引き込まれているかどうか
⑤周辺住宅の外壁の劣化具合
⑥周辺の公共施設

この優先順位の内容について話いきます!

 

 

①防災マップの確認

個人的に一番重要だと思っています!

生涯住み続ける家になるので、川の近くで氾濫したことがある場所や、
内水被害(市街地内
を流れる側溝や排水路、下水道などから水が溢れる
水害)がある
場所はどんなに安くても決めませんでした。

防災マップには、過去の被害があった場所などや浸水予想範囲など
地図に表記されているので必ず確認してください。

河川の近くは地盤が弱い場合も多いので注意が必要です!

ちなみに、防災マップは数年前の長野で発生した豪雨による河川の氾濫
などで基準が千年に一度の豪雨で計算されるようになりました。

浸水範囲はかなり厳しめになっています。石川県の金沢市内だとほとんど
浸水範囲に入ってしまいますので豪雨には注意が必要です。

そのほかに、河川の近くの土地を選ぶと、火災保険で水災に入ることになる
と思います。火災保険の水災は金額が一気にあがるので注意してください。

石川県では、金沢市内の土地が高騰しており、周辺の市町村で造成が行われて
います。

周辺の市町村でも土地がないので、河川の目の前で造成されているのをみか
けますが安全といえない場所が多いです。

しっかりと防災マップを確認しましょう!!


②間口の広さ

間口とは、土地や建物の正面の幅のことです。


石川県は車社会なので、車を4台とめたい希望が夫婦であったので
重視しました。

車4台とめるには最低でも8mは必要になります。
また、間口が広いと設計するときに自由度があがります。

なぜかというと、建物を建てるときには境界から一定の距離を離さないと
いけないので、間口が狭いと建物が縦長の形状しか選択肢がなくなります。

民法上は50㎝以上離すとなっていますが、建築基準法では1~1.5m
離す必要があります。

わかりやすいサイトがあったので参考にしてください。

yamashiro-jisho.jp

特に正面が南向きになる場合は、7m間口でも建物は5m間口なります。

そうなると玄関で横幅2mほどにすると残り3m幅になるので南側に寄せ
たいリビングの場合は少し窮屈になります。

イメージがつかない場合は、「南面5m間口 間取り図」で検索すると
わかりやすいです。

気になった土地が出てきた場合には、「気になった土地の間口、方角、間取り」
で検索すると建てる家のイメージがしやすいと思います。

③地盤改良の有無

ある程度の情報は、建築業者が持っている場合があります(過去の近場で建
てている場合)。確実な情報ではないですが参考にできると思います。

予算を組むときには柱状改良(およそ100万~150)はあると思って
ください。

気になる土地があったときに地盤調査ができればいいのですが、基本的には
土地を購入する契約をしてからでないと
できないです。

なので、予算で組んだあとに契約後の地盤調査まではどきどきが続きます笑

ゆたゆた家が選んだ土地は地盤がよかったので改良はいらなかったです!
(経験上改良がなさそうな地域である可能性が高いと知っていた。)

ちなみ石川県は海側に近い土地は地盤がいい傾向にあります。改良予算100
万を家に使えたのはかなり助かりました。

続きは後日更新します!