ゆたゆたファクトリー

建築知識や趣味をたのしく共有したいです!!

【住宅】デザインの影響でよくあるアフターメンテナンスの紹介

こんにちはゆたゆたです!

今日は、住宅のデザインが影響して発生するアフターメンテナンス
を紹介したいと思います。

何も考えずに見た目だけを重視して、デザインを取り入れてしまうと、
後悔することがあります。

ぜひ家造りの参考にしてください(^^)

①駐車スペースにタマリュウを植える

写真のように駐車場で車をとめるときの目印も兼ねてで隙間を作り、
タマリュウを植えるデザインがあります。

これは後の手入れが大変です。

成長スピードが速いので、すぐにはみ出してフサフサになってしまいます。
こまめに手入れしたくない人はやめた方が無難です!

また、隙間を作ることで土部分とコンクリート仕上が部分で段差ができ
てしまいます。

この段差は、小さいお子さんには危険で、自転車で躓いてこけたり、
歩くときにも蹴躓く可能性があります。

お客様の要望でタマリュウを植えたいなど話があり、しっかり注意事項を
説明した後に採用し、数年後に埋めてほしいと言われることが多いです。

私がいる会社では要望がない限りは提案することのないデザインに
なります。

②外壁に格子スクリーン

格子スクリーンは見た目がかっこいいので要望が多いです。

ただし、格子スクリーンにも注意が必要です。
屋根の下に設置すると鳥が巣を作りにきます!!!


写真のように屋根の下に格子スクリーンを設置すると鳥にとっては
絶好の雨宿りスペースになります。

そうなると外壁に鳥の糞がついたり、巣の草がおちてきたり
めんどうな事がたくさんおきてしまします。

この場合の対策方法は、メッシュネットをつけるしか方法がないので
かなり見栄えが悪くなってしまいます(T_T)

格子スクリーンを採用したい場合は、軒出がない場所を選べば鳥が巣を
作る可能性が下がります。

格子スクリーンを採用したい方はご注意ください。

③窓の三方クロス巻き

窓枠を四方回すのでなく、窓台以外をクロスで巻き込むことを
三方クロス巻きといいます。

壁クロスがそのまま巻き込んでいくので、すっきりしたデザインに
なります。

クロス巻きの問題点があるとすれば、窓周辺は温度差が大きいので、
木が動きやすくクロスが浮いたり、裂けたりする可能性があります。

新築の場合は、住んでから1~2年くらいは、木はかなり動くので
症状がでる可能性があります。

建築業者によっては、事前に説明し、引渡し後にすぐ発生しても有料で
直す同意書を貰う会社があるくらいなので細かい方はやめた方が無難です。

私の家は、ある程度は許容できると思ったので採用しました(^^)笑

今回は、これで終わろうとおもいます。

ぜひ、取り入れたいデザインや設備がある場合は、必ずマイナス面を
建築業者に相談するようにしましょう!!