【住宅】吹き付け外壁とガルバニウム外壁を採用する際の注意点
こんにちはゆたゆたです!
今日は、吹き付け外壁とガルバニウム外壁を採用した際の注意点
をゆたゆた家の外壁写真を載せながら話したいと思います。
・吹き付け外壁:サイディングを施工した後にリシンなどを吹き付け
塗装した外壁のことです。
通常のサイディング仕上げのみと違い、サイディングやコーキングした
ところを覆うので、劣化スピードを抑えることができます。
また、サイディングの継ぎ目などもきれいに隠すことができるので、
デザイン性があがります!
その他、吹き付けに使うサイディングは縦張りなので、横張りと違って
コーキングを使う場所(継ぎ手)がかなり減るので雨漏れ対策にもなり、
利点が多いです。
ただし、縦張りの長さにも限界があるので、一本ジョイントが入ります。
写真の左側のサッシ下に入っています。
・ガルバニウム外壁:そのままですが、屋根材等でよく使われる
ガルバニウムを外壁に施工した外壁のことです。
ガルバニウムのいいところは、窓周りや出隅、軒裏などの取り合い
以外は、コーキング不要なのでメンテナンスが簡単です。
ガルバニウムは長尺で搬入することができるので、サイディングと違って
ジョイントがほとんど発生しません。
ただし、長尺も運搬の関係で限界があるので、長いスパンを横張りにする
場合はジョイントが発生します。
縦張りの場合も、中間に一本ジョイントは入ると思いますので、業者の
施工例を見せてもらってしっかり確認しましょう!
あとは、なんといってもガルバニウム外壁はデザインがかっこいい
ですよね!!
○吹き付け外壁とガルバニウム外壁の注意点
・吹き付け外壁の場合
①汚れがついた時は掃除がしにくい、もしくは落とせない
②表面がざらざらしているので、肌を擦ると怪我をする
③屋根に軒出がある場合は、コウモリなどがとまりやすくなる
④濃い色にすると日焼けで色落ちが目立つ
この4つが事前に説明はしているのですが、アフターでよく相談が
ある内容です。
①は現場を管理しているときでも大変な時があり、鳥の糞などがついた
場合は、きれいに落とせないのでタッチアップなどが必要になります。
できれば、吹き付けを採用するときには、業者からタッチアップの塗料を
貰っておきましょう!
③は私も覚悟していたのですが、やはり田舎なのでコウモリが来て
しまいました(T_T)
わかりにくいかもしれないですが、コウモリが夜中に休憩にきてとまって
いくので、うんちがくっついてしまっています。
外壁がざらざらなので、とまりやすいのと軒出があるので雨宿りにもできる
から余計にきやすいです笑
今からの時期にまた出てくるので、水鉄砲なので対策していきます(T_T)
・ガルバニウム外壁の場合
①施工上の都合でかならずべこつく
②雨が当たりにくい場所は錆びやすい
③傷がつくと目立つ
①はどんなに技術のある職人さんが施工しても、かならずべこつくので
完璧を求めている場合は採用しない方がいいです。
べこつきがきになる場合は角スパンなどの種類を選んでください。
平板タイプはかならずべこつきます。
②は写真を載せますが、雨が当たる部分は汚れが流れてくれるので、
錆の進行は遅いですが、雨が当たらない部分は、塩分がついた場合に
流れないので、錆びやすい条件になります。
この写真のような場所は、錆びやすいので定期的にシャワーホースなどで
洗い、柔らかいブラシで軽く掃除すれば長持ちします!
③はガルバニウムに塗膜がしてあるのですが、その塗膜は物をぶつけたり
引っ掻くとすぐに傷になるので注意が必要です。
また、その傷を放置するとそこから錆が発生するのでタッチアップなどが
必要になります。
以上が吹き付け外壁とガルバニウム外壁を採用する際の注意点となります。
参考にしてみてください(^^)