ゆたゆたファクトリー

建築知識や趣味をたのしく共有したいです!!

【住宅】建築業者の決め方で悩んでいる方へ②

 

こんにちはゆたゆたです!

今日は話の途中になっていた。家を建てる時の業者の決め方について
続きを話します(^^)

私が思う業者選定のロードマップは以下のようになっています。

①借りたい金額である予算をきめる
②借りたい銀行で事前のローン審査を受ける
③展示場などをめぐり建築業者の候補選定
④希望する仕様などをすべて話せるように資料をまとめる
⑤商談
⑥業者決定

前回は、③までを話したので④から話したいと思います。


④希望する仕様などをすべて話せるように資料をまとめる

これは商談の時に大切になってきます。

通常の商談では、ある程度の希望を入れた図面で商談が進み、細かい話は
契約後に決めることがほとんどです。

この流れが個人的には危険であると思っています!

この場合には、後の詳細打ち合わせで追加の詳細の希望を伝えると
オプションでまるまる追加になっていきます。

そうなると予算がオーバーし、結局はやりたいことができない家造りに
なってしまいます。


⑤商談

商談の段階で家造りでやりたいことを全て伝えることをしてほしいです。

先に伝えることで、オプションになる部分の金額を含めた状態で商談をする
ことができます。

競合がいればオプションで丸々追加になる部分の金額を下げてもらえる可能性が
増えます。

営業さんが全てを伝えることに対して、話に乗ってくれない場合は、目先の
契約しか考えていないので、営業さんを変更してもらうか、別の業者にした方が
いいと思います。

希望する仕様を盛り込んだ見積金額で商談を行い、できる限り予算内で頑張って
くれる業者がいれば、その業者に絞って話を進めましょう!


⑥業者決定

契約後は、クロスや住設機器の色決めなどの打ち合わせがありますので、
③でまとめた資料の雰囲気に合う感じの内装イメージなどをSNSやインター
ネットで山ほど調べて、気になるものは画像で残しておきましょう。

コーディネーターにイメージを伝えるときには、言葉よりも画像が
一番伝わりやすく、思い違いがありません!!


以上が業者を決めるまでの大方の流れになります(^^)

 

業者を選ぶ時に重視してほしいのは、それぞれ業者には得意な分野などが
分かれているので、自分の一番のこだわり部分と同調できる業者であるべ
きです。

また、せっかく展示場に足を運ぶので、性能を確認するのが一番重要ですが、
内装もしっかり確認しましょう。

内装も業者によってさまざまな納まりがあります。

よくインスタで見かけるのが、階段室や吹き抜け等がある場合に壁の
途中に見切り材が回っていてショックだったとよく見かけます。

下の写真のような幕板の部分のことです。

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建築業者の説明不足があったかもしれませんが、展示場でも同じ仕様の
はずなので、内装を確認すればこのようなことはなかったと思います。

ちなみに見切り材が入る理由は、構造体の桁や梁に干渉してくる高さに
なる為、ボードの動きによってクロスに亀裂が入るのを防ぐためにデザ
インで入れています。

アフターでもめた会社はよく採用しているのではないかと思います。

この見切りは業者によってつけるかどうかでばらつきがあります。
必ず必要なわけではないので相談してみてください。


以上で話を終わりたいと思います。
少しでもみなさんの参考になれば幸いです。